1㎡/4280円~ 高品質 土間コンクリート
皆さんは、簡単に水平なんてできると お考えでは、
ありませんか?
ところがどっこい、 水平 直角 鉛直は、 いつまで経っても
職人を悩ませている重要な作業なんです。
なぜそうかというと この作業は、失敗すれば 上物(建築構造物)
が正常に建築できないからなんです。
上物は、ほとんどが直角になっているからです。
従って乗ってみなければわからないので最後まで不安なんです。
今日は、水平器のお話から、、、。
ではでは、まず水平器の見極め方からお話しします。
もともとの水平器が狂っていればなんにもなりませんね。
はじめに 一言 市販されている水平器は、殆どが狂って
いると思って下さい。
まずその発見方法ですが、はじめに水平であろうと思う
テーブルに水平器を置いて気泡がどこにあるか見て下さい。
水平なら当然中心にあるはずですね。
次に同じ場所で時計回りに180度ひっくり返して置いて
見て下さい。 気泡が中心にあれば、テーブルは、水平
しかも 水平器は、正しいと判断できるのです。
このようなことは、殆どありませんが、こんな水平器を
ご購入下さい。
次に少し気泡が左右どちらかに寄っている場合は、
テーブルが傾いているか? 水平器が狂っているか
どちらかとなりますが、 ここでどちらが傾いているか?
確認する方法が同じ場所で水平器を180度回転させ
置いて見て下さい。 テーブルが傾いていれば、気泡
は、同じ方向へ寄っているはずです。
もし、水平器が狂っていれば 気泡は、反対側に
同程度寄っているはずです。
理解できましたか? 水平器の見かたと使い方です。
既に購入されている人は、この癖を利用して 水平
を確認すればいいのです。
一つ難点があります。 長距離の場合は、不向きて゜す。
2メートル程度までの測量機器とお考え下さい。
長所 気軽に水平が出せる
短所 測量距離が短い(2m程度まで)
次に水平の出し方と言いましても 何の水平を出したいかによって
やや方法が変わります。
このコーナーでは、地盤を水平に作る方法をお伝えします。
まず、必要なものは、 やはり レベル(水平機器・オートレベル)
が必要でしょう。
三脚で機器の部分を水平に
セットして 高さを導く道具です。
写真に写っている機器 レンズ
は、常に水平回転しますので
地盤からの距離を割り出すことが
できます。
立て長いさし (スタッフと言います。)
このレンズで スタッフを持たせて 追いかけていきますと ある部分では、① 1m25cm あるところでは、② 1m 40cm とスタッフ目盛りをみることができます。 場所によってちがうものです。
この意味は、①と②の地盤高さの落差が15cmあるという意味です。
この数字を元に不陸整正します。
まず造成工事で必要になる作業に不陸正整たるものがあるのですが、
これは、まず墨だしが絶対不可欠で その墨を規準に高いところ
と低い所を見つけなければなりません。
1番無駄なく早い方法は、一番高いところの土を一番低い場所に移動
させることです。
ただ、これには、 目利きがやはり必要になり 初心者の方には、
難しいと思います。
そして 土地造成に関しては、転圧締め固めという重要な
作業が同時に必要なのです。