直角の事を 現場では、カネテと言う。
この「カネ」とは、差し金の カネを指します。
まず、直角90°を導き出す方法として 三角定木 があります。
あの小学校でよく出てきた三角の定木です。
但し、現場は、広いので小さな三角定木では、無理があります。
三角形には、法則があることは、皆さんご存知の通りですが、
この法則を使い90°を導きます。
まず、3辺を 3:4:5 にすることで三角形の内角は、30°60°
90°になり直角がうまれます。
まず、基準となる線 (規準線)を決定します。(この線から直角
線を出す予定です。) どこから出したいか決めましょう。
直角線を出したい部分点 (P)を決めます。
次に(P)から左右どちらでもいいので30cm部分に基点(A)
を記します。
次に基点(A)から半径 50cmの 円(あ)を書きます。
次に(P)から 半径40cmの 円(い)を書きます
すると (あ)と(い)が交わる点(B)導き出されます。
この点(R)と(P)と(A)を結ぶことにより小学校で習った
直角三角形ができるのです。
3辺の比率は、3:4:5 となっているので直角となります。
いかがでしたか?
自分で出来る 原始的かつ正確なカネテの出し方でした。
皆さんも一度やってみては、いかがでしょうか?
基本的な考え方ですが、線の引き方には、人により
若干の違いがあります。 しかし 結果は、全て同じです。
一度お試しになってください。
結構 感動がありますよ。
現在では、技術の進歩とともに 簡単に直角を導き出す
方法にレーザーがあります。
この機器は、ソフトボールより少し大きい感じで
水平 直角 鉛直と3方向が同時にレーザー光により
一目瞭然でわかる 精密機器です。
直角を出したい基準線上の基準点(どこから直角ライン
を出したいのか)上に設置してスイッチを入れれば
「 ハイ 」 出来上がり。です。
但し、この機器が正確かどうかは、不明です。
現代のこの技術の進歩があっても 確認は、
原始的な方法を使用していることに変わりは、ありませんん。
例えば家の基礎に対して 水平と 垂直、鉛直は、とても
重要なものです。 このどれが狂っていても家は、建ちません。
まず、直角を求めるには、3:4:5が王道です。
次に建物の場合対角が等しくなります。
そしてその数値は、 ルート ( √ )計算により算出する
ことができます。
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対角の距離を計算する方法は、 直角に隣接する直線の距離
を知る必要があります。 2線 です。 残りが 斜辺の 1線
(対角線)となります。
まず対角線以外の2線の距離を 3m と 4m としますと
3mを 2乗計算 √計算すると √9 となり 4mを 2乗計算
で√計算すると16となります。
次に√9と√16を たして √25になるのですが、 お分かりに
なりましたか?
答えは、√25は、5です。 対角の距離は、5mなんです。
この計算式は、 3:4:5 の直角の出し方です。
そして大切なのは、 これを算出するにあたり 鉛直と 水平
がクリアできていることが、絶対条件となります。
机の上では、簡単ですが、 現場では、とても不安なところでしょう。
この気持ちは、何十年やってきた熟練プロでも冷や冷やものです。
なぜなら、出来てみないと分からない。、、、、からです。
上物(建築物)が乗って初めて結果に安心できるんです。
人間は、思い違い、勘違いがあるから怖いのです。
私も何度となくやって来ましたが、今でも最後まで
正直なところ不安です。
代表 西尾安彦 です。
確実な工事 迅速な対応
を心がけて満足を提供
します。
是非とも お電話ください。
心よりお待ちしています。