外構工事 自分でできる カーポート柱立て

 

 1㎡/4280円~格安   高品質 土間コンクリート

 


はじめに、このコーナーでは、カーポート門扉などの

一番重要な柱立てにフォーカスして図解説明してゆきます。

 

カーポート・門扉等の種類は、違えども 柱を鉛直に立てる

という工事の基本セオリーは、全て同じです。

ただ 人によりその表現と施工方法は、バラバラです。

 

ここでは、個々の組立要項については、解説は、していませんので

各商品の 設計図に従って下さい。

 


用意 するもの  金づち・メジャー ・ピン・木の細い板 ・ 水糸



手順①

どこにどのように立てるのかを 位置決めをし、規準ライン

を作ります。 (水糸が一般的です。)


水糸を張り カーポートの図面を確認し 太さ 設置場所

に目処をつける 10cm程度大きめに仮の穴を掘る。


但し、穴深さは、水平器レベル等で作っておく。

水勾配のため低い方を1cm程度深く掘る。 


下写真では、わかりにくいですが 赤い水糸を手前に張っています。

 

手順 ②

 

木枠を穴の上に置き 水糸からの距離を作る。

同時にモルタルを20cm程度穴の中に入れておく。

(穴の中の黒い部分がモルタルで固めがセオリー。)

木枠と木枠は、釘を打ちつけ離れないよう固定する。

 

規準となる 赤い水糸からの距離 A-B と C-Dの距離

を同じにする。  従ってA-Cと 赤い糸は、必ず平行にする。

柱を立てたい位置に ( 横板の中央部分に立て線2本を書き

柱の太さと設置場所を示している。) 柱と記入

 

この場所にあてがい柱を立てることにより 2本とも同じライン

に立つことになる。 ( 2本ともカネテが決まる。)

 

木枠は、動かないように ピンでしっかり固定する。


 

手順 ③

柱を板にピッタリとあわせ指定場所に鉛直に立てる。


 下げぶりを使い鉛直を作る。 写真では、右方向だけだが

前面もしくは、後面も 鉛直を確認する。


下げぶり( 写真柱右に黄色い糸でぶら下がっている重りのもの ) 

柱から糸までの距離が 上部と 下部で同じなら 鉛直に立っている

ことになる。

 

手順 ④

 

微妙な傾き修正が必要な場合 板などを利用して突っ張る。  

状況により更に細い棒などで微調整固定する。

写真は、上写真の背中部分を撮影。   

 

 

手順 ⑤

 

同じ要領で 反対側の柱を立てる。

大切なのは、 水糸の張りと 木枠が 2本とも同じ様に

固定されているかどうかで 出来栄えが 決まる。

しっかりと固定しましょう。


但し、図面確認をし、 柱と柱の距離を間違えないようにする。


 

手順 ⑥   (最終確認編)


最終は、下げぶり 1本の柱に対して2方向の鉛直確認をす。

微調整が必要なら 板でつっぱり固定しておく。

15分ほどたてば 落ち着くので モルタルを加え柱をしっかり

安定させる。 但しツッパリは、 固まるまで 1日~2日置く。